この一年よく聴いた・良かったアルバムのまとめ。
(本年度中に聴いたアルバムが増えたら内容を追加する予定)
今年はいつもに増してたくさん良い音楽家や音楽を知れた。しかし、ここには今年リリースされた作品は半分もないです。私にとっては今年で縛る必要がないので、年度はバラバラです。
・uku kasai『SIINA』 (2021)
・uku kasai『aslightfever』 (2021)
・uku kasai『coldsmokestar』 (2022)
・peanut butters『peanut butters』 (2021)
・peanut butters『peanut butters Ⅱ』 (2023)
・LIL SOFT TENNIS『I have a wing』 (2023)
・Cwondo『Tae』(2023)
・Cwondo『Too Hard』(2020)
・Cwondo『Sayounara』(2021)
・SBTRKT『SBTRKT』(2011)
・the submariners*1『tidepool』(2018)
・peterparker69『Deadpool』(2023)
・Chet porter『EVERYTHING YOU'VE EVER SEEN』(2024)
・Daisuke Tanabe『cat steps』(2018)
・Friday Night Plans 『LOCATION - Los Angels』(2018)
・lyrical school『Day 2』(2024)
・utumiyqcom『01』(2023)
・ベランダ『Any Luck to You』 (2017)
・safmusic『From this river, to the ocean』 (2022)
・safmusic『You are not rockstar, I'm not rockstar』 (2022)
・Nuages『From Love』 (2022)
・A. G. Cook『Britpop』(2024)
・Charli XCX『Brat』(2024)
・Loukeman『Sd-1』(2021)
・Loukeman『Sd-2』(2024)
・Jam City『Jam City Presents EFM』(2023)
・Submerse『Fifteen Blocks』(2024)
・Moritasaki in the pool『Love is Over!』(2024)
・sidenerds『toumei na sekitan』(2024)
・Brayden Potts『winona』(2023)
・Brayden Potts『tanomsok』(2024)
・Brayden Potts『castilla』(2024)
・MACHINE DRUM『3FOR82』(2024)
・Magdalena Bay『imaginal disk』(2024)
・uku kasai『Lula』(2024)
・PAS TASTA『GRAND POP』(2024)
・Moon In June『ロマンと水色の街』(2023)
・Hovvdy『Hovvdy』(2024)
・butohes『to breathe』(2023)
・butohes『Lost in Watercycle』(2021)
雑感
今年は少し記録がてらに、いくつかの作品についての雑感を記しておこう。
・uku kasaiの諸作品について
uku kasaiは今年一番聴いた音楽家だったようだ。今年11月に素晴らしいアルバムも出ている。素晴らしい音楽家です。
・Cwondoの諸作品について
Cwondoは今年初めて知った(彼が携わった曲はすでに聴いたことがあったみたいだ)。音楽は和製Bathsっぽいなと勝手に思っている*2。この人はすこし日本人離れした感性を持っているんだろうなと思わせる。作品のクオリティは安定していて甲乙つけ難い。これを執筆している途中に知ったが、この人はNo Busesのボーカルらしい。音楽からは結びつかなさすぎる、びっくりである。
・Nuages『From Love』 (2022)
この人は私にどストライクな音楽を作っていてかなり好きな作家だ。10年くらい前からすでに活動していたみたいだが、寡作らしくアルバムはこの一枚しか出ていない。シングルでも曲を出してもいて、いずれの曲も素晴らしくかなりお気に入りの音楽家だ。
・Charli XCX『Brat』(2024)
このアルバムは、気づけばSNSでとにかく持ち上げられていて(今年のベストアルバムみたいなやつ)、みんな大絶賛って感じのアルバムだ。外出先のお店なんかでもよくかかっているのを聞いた。Charli XCXの過去作品は自分に全く刺さらなかったのだが、このアルバムは大変聴きやすいし、良かったのでよく聴いた*3。
・peterparker69『Deadpool』(2023)
日本語も英語も聞こえてくるので、どこの人の音楽か謎だったのだが、彼らはもともと日本の音楽シーンにいたらしい*4。察するに、有名なユニットなのだろう*5、知らなかったがかなり好みである。あと普通にポタロビに通じるポップネスがある。
・lyrical school『Day 2』(2024)
lyrical schoolは、女性メンバーだけのアイドルグループだったのが、昨年メンバーが再編成されて男女混合グループになった。この手のグループ再編成は珍しいのではないだろうか。そしてこれが新編成になってから初めてのアルバムである。仕切り直しで気合いが入ったのか、すごく良いアルバムだ。それにしても再生数が少なすぎる。ほとんど話題にもなってないのではないだろうか。メンバーの歌のクオリティは十分であるが、特に男性ボーカルの一人の声(声が高い方)が好きです。M9なんかは男性ボーカル中心なのでいっぱい歌っている。
日本のインディーズバンド
日本のインディーズ・バンド新しく色々知った。
・Moritasaki in the pool『Love is Over!』(2024)
シューゲイズ要素があって、ノイジーなのだが落ち着いている。死んだ僕の彼女から少なくない影響を受けていると思う。
・butohes『to breathe』(2023)
全く知らなかったバンドで、アルバムの2024年12月のspotifyの「今月のリスナー」の数は1,000人に満たない。これはちょっと音楽に見合ってなさすぎる感じがする。音作り、音像がすごい。American Footballみたいなポストロックとマスロックみたいな。Japanese Shogazerの影響もかなりあると思う。12月はほぼ毎日これとMoon In Juneを聴く月だったと言っても過言ではない。Spotifyのような音楽サブスクは、その一年聴いていた音楽の振り返り企画を年末に行うのだが、年末といっても12月初旬なので、こういう12月の記録が全く反映されないので不満である。
最終更新日:2024年12月13日。